ダベるブログ~略してダベログ~

自分が気に入ったモノやイイねと思ったのを書いていくブログです。ようは1人でダベっているような感じで気楽にやっていこうと思います。備忘録にも。

肉フェス2016の食中毒問題と理想と現実について

 

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先日、GWに肉フェスに行ってきました。

個人的には満足して楽しんだイベントだったのですが、何やらネットだとザワザワしていました。

自分はコックとして働いていますので、そこの部分も含めて書いていこうと思います。

食レポやイベントレポはコチラの記事を。

 

daberu0083.hatenablog.com

  

まずネットで目にしたのは写真とかと実物が違いすぎる。ぼったくりじゃないか。

などというモノ。まとめはコチラを参考に。

togetter.com

 

イイ意味でコレぐらいだろうと思っていたので落胆はなかった。

今回の肉フェス。回を重ねるごとに人気になっていき、今回はお台場、静岡、福岡、神宮外苑、幕張と5ヶ所で同時開催という人気コンテンツになっていました。

出店ラインナップなどを見ると完全に同じではないにしても、人気店舗は複数の会場で楽しめるようになっていました。

お店に行くのではなく、お祭りに行く。イベントに行くというのを主眼に置いていたので出店しているお店が本来100%のクオリティで出てくるとは思っていませんでした。自分の食べたブースは、どれも満足するクオリティでコスパはイイとは言えませんがお祭り価格というぐらいなら許容範囲でした。

食レポ記事の方でも、少し触れましたがお祭り=縁日をイメージすると分かりやすいと思います。縁日に行くときに屋台のクオリティがとか・・・価格が高いなぁ・・・ってあんまり意識しないと思うんですよね。そこの場所の雰囲気。お祭りの雰囲気を楽しむのが第一で。食事は副産物みたいな感覚でいます。あくまで自分の中では。

ネットで言われているほど、酷いというモノは当たらなかったです。

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 コンビニの有名店カップ麺と同じくらいの感覚で。

今回は5ヶ所同時開催。全てではないにしても複数の会場で同じ出店のブースがあります。しかも、出店している実店舗は通常営業している。となればお店の方々が出向いて、指揮するのは困難だと思います(出店しているお店の多くはチェーン店でなく、個人店というのも要因だったりします)

コレは推測ですが。出店するお店は肉フェス側に、こういうレシピで作ってます。という風に情報を提示します。肉フェス側に、それを実際に作ってもらいます。

それをお店側は試食します。全く同じだというのを100点とするなら、70点くらいかな。ってラインだったとします。これなら評判は落とすことなく宣伝くらいにはなる程度ならイイかというコトでオッケーを出します。

レシピを見て作ってみて、同じ味が再現できたら、レシピ本を持ってる人が全員、お店を開業できてしまうコトになってしまいます。なので、お店側も過度な期待はしていないと思います。お店のブランドを失墜させたくない。店と同じものを出すのが当然。という考えのお店側なら、その日はお店を定休日にするか、店で作ったモノを委託販売的な形にすると思います。

なので参加する側も過度な期待を持たずに行ったほうが楽しめると思います。例えるならコンビニで売っている有名店のカップ麺を食べるくらい感覚で臨んでいただきたいと思います。コンビニのコラボカップ麺よりは越えてくると思いますよ。

 

食中毒について。

肉フェスの大山ささみ寿司から食中毒が出たそうです。詳しくはコチラを。

headlines.yahoo.co.jp

確かにネットでアップされているささみ寿司を見ると生っぽいなぁと感じる画像もありました。自分が行ったお台場ではキッチリ、火が入ってる形で提供されてました。

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 このささみ寿司を提供しているお店「大山産ハーブチキン」となってます。

 ググると養鶏業者さんがヒットするんですよね。出店してる元のお店みたいな情報が載ってるサイトもあったんですが、そこは山陰地方の料理を出す居酒屋みたいな感じのお店。インフォメーションに他のイベントに出店や紹介されたら記載されているのに肉フェスには一切、言及されてないので誤情報だと思っています。(他の出店ブースはHPなどで記載が大体ある。)

もし養鶏業者さんが販売元だったとして話していきます。

鶏肉を扱う専門家(養鶏業者)として今回の管理の仕方を知らなかったというのはないと思うんですが、今回のように一日通して屋台で販売するというコトのノウハウというか経験が少なかったのかなという印象です。さっきも触れたように会場によって出来が違ったのも大きかったのではないでしょうか。

福岡会場で食中毒が出たというのも、福岡に旅行に行ったりした経験から鶏肉を新鮮に扱う風土というか土地柄なんですよね。だから、こういう鳥刺し風の料理に対しても出して大丈夫という認識だったと思うんですよね。でも、やっぱりお店で冷蔵や温度管理がなされた場所と屋台では状況も環境も違うんですよね。どんな長くやっているお祭りでも(縁日)でも生モノを扱ったりするモノがないのと一緒なんで。

 コレは運営側が日本の誇る「食」を世界に向けて発信していくイベントとして発足したという成り立ちがあるのであれば、細心の注意が必要だったと思います。

ブース側が鳥刺し風の料理を出したいと思って提案したとしても、そこを運営としてキチンと管理、運営できるのかを精査(流行語になるかなぁ)しなくちゃいけないと思います。

 

まとめ・・・

コレを受けて、肉フェスin福島は中止になったそうです。せっかく、盛り上がりを見せていたのにも、かかわらず残念な結果です。

昔、先輩に言われた言葉があります。

「医師や調理師などの職業の帥という言葉は特別の意味を思っている。その職業の人間のやり方によって簡単に人を殺すことができてしまう職業なんだ。だからそこ、プロとしての自覚をキチンと持たなければならない。それが素人とプロ(調理師)との差だ。それが名前に冠されているのが調理師なんだ。」 

キチンとしっかりプロ意識を持って、こうしたイベントには運営していただきたいと思います。自分も、こういうイベントは好きなので参加したいですし、応援したい立場なので安心安全が確保できるからこそ楽しめるコトなので、キチンとやっていただきたいと思います。