ダベるブログ~略してダベログ~

自分が気に入ったモノやイイねと思ったのを書いていくブログです。ようは1人でダベっているような感じで気楽にやっていこうと思います。備忘録にも。

映画 スポットライト栄光のスクープ(ネタバレはしないっす)

 

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・新聞記者が巨大権力の大罪を暴いた衝撃の実話を映像化!!

2001年の夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長のマーティ・バロンが着任する。マイアミから来たバロンは地元出身の誰もがタブー視するカトリック教会の権威に怯まず、ある神父による性的虐待事件を深く掘り下げる方針を打ち出す。

その担当になったのは独自の極秘調査に基づく特集記事欄「スポットライト」を手がける4人の記者たち。事件を調べていくと大勢の神父たちが同様の罪を犯しているおぞましい実態と、その背後に教会の隠蔽システムがあるのを探し当てる。

やがて9.11同時多発テロ発生によって一時中断を余儀なくされながらもチームは一丸となって教会の罪を暴くために闘い続けるのだった。

 

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監督はトム・マッカーシー

監督としては監督2作目「扉を叩く人」で話題になった監督である。

監督しては記述したのは脚本家としても有名でコチラも実話の「ミリオンダラーアーム」やアニメの「カールおじさんの空飛ぶ家」を手がけ、今回のスポットライトでもアカデミー脚本賞を受賞している手腕であり、かつ俳優としても活躍している多才な人物である。

 

カトリック教会の規模について

自分も、そうでしたが日本ではキリスト教カトリック信者ってイマイチ、ピンと来ないと思いますので軽くググったデータを書いておきます。

世界中のカトリック信者は・・・なんと10億7千万人。世界人口が62億に対して、17%だそうです。改めて見るとスゲェな。

ちなみに日本のカトリック人口は44万人。人口比としては0.34%だそうです。

 

・神父は神に等しい存在

 

カトリック教では神父は神の代理人として神にも匹敵する権威を持たされている。

神父は狙った子供を見つけると、その子供の親に「この子はイイ子だから教会で手伝いをさせたい」と言う。言われた親にしたら嬉しい申し出でしかない。神の代理人である神父に認められたと喜んで差し出してしまう。まさか、その神父に犯されてしまうとは知らずに。

被害者の81%は男性です。カトリックでは同性愛を禁じている中で神父に性的虐待されてしまう。神の代理人の神父に犯されたショックと信仰しているカトリックが禁じていることを犯してしまったことにWショックなんですね。

このことは絶対、誰にも言ってはいけないと言われてしまうと神の言葉を拒否することはできない。ましてや、子供を預けている親は神父を疑うこともないので被害者の子供たちは次第に病んでいってしまう。

この事件の恐ろしさは信じていた神父、親、そして神からも裏切られた形になってしまい何も信じられなくなってしまう。性的虐待であると同時に魂に対する虐待とされている。

よく日本は無宗教であるからカルト宗教が流行ってしまい、事件や事故が起こってしまうと言われてしまうコトがある。この映画を観ると信じるモノがあるからこそ、大きな傷を負ってしまうというのがよく分かる。実際、記者たちも信心深くないもののカトリック信者だったことによって調査する中で傷ついていくのは切ない。

 

・ドキュメンタリーだっけ??

実話を映像化したスポットライトなんですが、記者たちに密着取材してるTVクルーがいるのかな?ドキュメンタリーだっけ?と錯覚してしまうような迫力があります。それだけ俳優陣が演技が上手いです。

教会の悪事を暴露してスクープして映画の最後にドヤァとなるかというと、そんなこともないです。観たあとにスカっとはしないです。もちろん事件が明るみに晒されて、解決に向かっています。ですが、ボディブローのようズシッと切なさがこみ上げてくる作品です。なので落ち込んだりしてる時や悲しい時に観るのはオススメしないです(てか、そんな時に映画観ないか。)

でも、観るべき作品なのは間違いないのでオススメします。