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ダベるブログ~略してダベログ~

自分が気に入ったモノやイイねと思ったのを書いていくブログです。ようは1人でダベっているような感じで気楽にやっていこうと思います。備忘録にも。

マンガ原作の実写映画化の明暗。

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・ 話題のアニメ原作が実写映画化!!

 

3月19日公開。

末次由紀先生の「ちはやふる」。三部けい先生の「僕らがいない街」が同日に公開となりました。早速、どちらも鑑賞してきました。

各々のレビューは、また書くとして今回の上記の2作品。状況がよく似ているのに、見た感想が大きく明暗が分かれた形になりました。(完全に主観ですが。)

 

 

 

まずは「ちはやふる

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講談社「BE・LOVE」にて連載中。2011年秋、2013年冬にアニメ化が日テレ系列にて放送され、実写映画化も日テレ系列にて実写映画が製作された。

 

そして、「僕だけがいない街

角川コミックス「ヤングエース」にて連載。5月に最終8巻が発売予定。

2016年冬にアニメ化がフジテレビ系列(ノイタミナ)にて放送中。実写映画化もフジテレビ系列(関西テレビ製作)にて実写映画が製作された。

 

どちらも映画撮影段階でマンガ原作は、未完の状態(僕だけがいない街は今年の4月号にて完結)というコト。

そして、どちらの原作者も内容については手を加えて(オリジナル要素)貰って構わないというコトであった。

 

・マンガとアニメの評価は??

まずはマンガ原作について。「ちはやふる」はマンガ大賞大賞、このマンガがスゴい女性部門1位。「僕だけがいない街」はマンガ大賞第2位、このマンガがスゴい男性部門9位。

アニメは「ちはやふる」は日テレ系列にて放送されてました。制作はマッドハウス。このマッドハウス。最近のマッドハウスの印象は日テレのアニメを担当することも多く、1クールアニメが主流の中、2クールや2期に渡って製作するなどとして質の高いアニメを作っている印象。そして、ちはやふるを担当した監督はカードキャプターさくらなども手がけており、評価は高い。

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僕だけがいない街」はフジテレビ系列のノイタミナ枠で放送中。1クールながらも原作全8巻を放送する予定。制作はA-1picture。最近のヒット作といえばSAO。監督は違うながらも、あの花なども手がけている。僕街では、アニメオリジナル演出なんかが上手くて自分的には今期の覇権アニメだと思っている。

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・実写映画の尺は??

ちはやふる」は今回の上の句と下の句と2部構成。なんですが今回の上の句は、高一の東京都予選を描いているので、大体9巻程度まで。原作を先日、完結した「僕だけがいない街」は全8巻なので尺的に同じくらいになります。

 

・原作者からオリジナル要素を入れてイイと言われた結果は??

 

ちなみにストーリーに関わるようなネタバレはしませんので、ご安心を。

 

監督が原作を読み込んでいるんだと感じさせてくれるのは「ちはやふる」ですね。

監督さん分かっているな~と思う部分。原作では高校2年になったメインキャラたちが全国レベルの強豪になるかを模索する課題を1年時に持ってくることで短い時間の中でのキャラを立たせるのに上手く活用してきます。原作では、ちゃんと名前のあるキャラでそれぞれのストーリーがあって交錯していくんですが、やっぱり尺が足りないとなった時に仕草やキャスティングでカバーしていく。その代表例が「ヒョロくん」です。

原作では太一の永遠のライバル?のように絡むのですが、今回は特にナシ。原作読んでる人からすれば特に説明もないけどキチンとコイツ完全にヒョロくんだと分かるようになってます。(小さな天才型プレイヤー甘糟くんも身長が低い俳優さんがやってましたし)原作未読の人はアクの強いヤローがいるなと印象がつきます。

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逆に監督さん分かってないなぁというのは「僕だけがいない街」です。

ストーリーに影響がないので加代が悟の家で朝食を見て、感極まって泣いてしまうシーンを例に挙げたいと思います。

加代は母親から育児放棄(ネグレクト)を受けていて加代にとって朝食は一人きりで食べることだった。最初の頃はカップラーメン、次に焼いていない食パン、最後にはお金だけが置いてあるのが朝食の風景だったのが悟の家に泊まって起きた時に味噌汁、卵焼き、温かいご飯が出てきて、悟と悟の母親と加代の3人で家族で食べる暖かい家庭はテレビでしか見たことのない風景に今まで母親に色々とされても泣かなかった加代が思わず感極まって泣いてしまうというシーン。

このシーンをアニメでは上手いなと思わず唸ったので紹介しておきます。

アニメでは。最初に悟の家の朝食を目にする加代。するとカメラワークが加代の目線になって最初はカップラーメン、焼いてない食パン、お金と加代が瞬きするたびに変わっていき、そのお金で一人、公園で白い息を吐きながらパンを食べてる加代。そして、思わず泣いてしまうという演出。コレは文句ナシに良かった。テレビの前でイイ年のおっさんがフツーに泣きましたから自分もw

んで、問題の実写映画はと言うと起きてきた加代は朝食を見るなり泣き出すっていうw

それじゃ、朝食が嫌いなモノばかりで食いたくなくて泣いてるみたいじゃねーかw

こういう雑な演出が多い。

 伏線を張らずに結果だけを回収するシーンが多く、残念な結果が多い。

 

・マンガ原作の実写化の明暗

ヤフーの映画興行収入ランキングを見ると2位に「僕だけがいない街」4位に「ちはやふる」という結果。ですが、個人的には逆だと思っています。

最近はマンガ原作の映画化が本当に多いです。それは邦画だけでなく洋画もマーベルコミックの実写映画化も続々続きますし。この流れは、もう仕方ないことなのかもしれないですが、映像化するならキチンとリスペクトを持って行って欲しいモノです。

そして、映画を見て原作も、こんなモノかと感じて欲しくないです。

原作モノの映像化にしては誰にとっても100点というのは難しいと思います。それぞれのイメージがあると思うので、皆のイメージと重なるというのは、ほぼ無理。

最近で上手くやったのは今回の「ちはやふる」「海街diary」が代表的なモノ。

残念だったなぁというのが今回の「僕だけがいない街」「暗殺教室」が代表的なモノです。暗殺教室に至っては昨年の邦画興行収入ランキングで10位に入ってるんですよね。だいぶ残念な内容だったんですが、こういう結果になるのは悲しい。コレくらいでイイと製作陣に思われたくないです。そういう感覚でカンタンな金儲けとして原作を扱って欲しくないです。なので、自分としては、こうした場で発言していきたいと思っています。